ぽてこ日記

日記とか

水戸ちゃんのはなし

 この季節のスポーツといえば高校野球。昨日今日と、とんでもない試合があった。高校野球こそ夏のスポーツだ。といいたいところだが、サッカーも面白い。

 

 Jリーグは折り返し地点を迎え、勝ち点の差が開き始め、それぞれ優勝、残留争いへと激しい争いが繰り広げられる頃だ。夏の暑さによるコンディション・パフォーマンスの低下、蓄積した疲労によってケガ人も出てくるため、体のケアにも配慮しなければならない、とても重要な時期だ。その一方海外各国ではシーズンが開幕する。今日は今季のJの贔屓の話をしよう。

 

 私のJにおいてのの贔屓であるJ2、水戸ホーリーホックは11勝7敗10分で、プレーオフ圏内まであと1つの7位と、毎年残留争いをしているチームとは思えないような戦いをしている。生え抜き、移籍組、出戻り、若手、中堅、ベテラン、そして監督。全てが噛み合っている。得点力不足に悩んでいた昨年までとは打って変わって、山形から移籍し、既に二桁得点をマークした林陵平、さらにもう1人、松本山雅からレンタル移籍し、二桁をマークしようとしている19歳、“和製ロッベン”前田大然がいる。それぞれ決定力、卓越したスピードと、これまでの水戸にはいなかったタイプだ。そして最近では、ハイスピードが自慢の斎藤恵太が才能を見せ始めた。節ごとに入れ替わりにヒーローが出てくる。週末が楽しみでしょうがない。

 

 かつては『水戸ナチオ』とも呼ばれた守備のチームだったが、今ではドイツばりの超攻撃型チームになった。これからも勝つためには点を取らなくては勝てない。J1経験者にも対等、いやそれ以上の戦いをしている。今年はもう降格はないなと安堵せず、これからも常に上位を見据えて戦ってほしい。まずは明日のカズ率いる横浜FC戦だ。期待している。