ぽてこ日記

日記とか

ブログのはじまりはじまり

 ブログというものを始めてみた。

 

 Twitterでたまにやっているユーザーを見て、無意識のうちに触発され、無意識に流行りに乗ってしまったのだろうか。

 

 特に理由という理由はないが、頭や心の隅をつつき、こじつけだがめちゃくちゃ深そうな理由をつけてみよう。

 

 私はこれまでTwitterにおいて日記まがいに画像など貼ってきた。しかし、ご存知の方もいるだろう、2012年から続けてきたアカウントがものの見事に凍結してしまった。これに伴い、何千枚とメディア欄に溜めこんできた画像も、まさかまさかの記憶より先に消えてしまった。あの忌まわしきTwitter社の愚行から何とか対策を講じるべく、ブログという名のタレントの自己顕示欲、もしくは副業に手を出している輩の財布を満たすコンテンツに手を出してみた。まあ前述の通り煩悩もクソもないホワイトだが。

 

 もう1つ加えるとならば、「語彙力」である。私は高校生になって、スティーブ・ジョブズという悪魔が生み出したiPhone”という名の電子機器に手を差し出してしまった。スマートフォンとは便利なものだ。そりゃそうだ。電池があれば基本使い放題。辞書なんかいらないので調べ放題。キュウソネコカミという最近ノッてきているバンドが「ファントムバイブレーション」という曲で『スマホはもはや俺の臓器』と歌っている。本当の本当におっしゃる通りで頭が上がらない。是非聴いてみてほしい。MVもかなり凝ってて面白いので。

 

 しかし、このスマホが人生の分岐点となってしまった。

 

 かつて天賦の才を持っていた私は、昔から読書が好きであった。普通の人より早い小学生のうちに新書に手を出し、中学生の時に、年100冊以上本を読むことなど朝飯前だった。しかし、スマホを持ち出した年、半分どころか4分の1さえも読めなくなっていた。スマホが楽しくてしょうがない。長期休暇、親に課題図書とやらを数十冊出され、読もうと思うもスマホの誘惑には勝てるわけもない。気づけば、人が欠いてしまったら生きる価値など持たない「文章力」という大切な能力を失いかけていた。

 

 さらに、これまで別の某コンテンツで利用していたTwitterスマホのアプリにより、嗜む程度だったものが、どっぷりと嵌ってしまった。使い方・話し方は人それぞれであるが、このSNSとやらは気軽にネットの人と話せるため、堅苦しく接する必要がない。日本のトレンド、所謂流行りの一部はTwitterによって形成していると言っても過言ではない。少し前は「魔剤?」、最近では「5000兆円欲しい!」など正直使っている側もあまりわかっていない造語がネット空間を目まぐるしく飛び交っている。

 

 かしこまって話す感覚を忘れ、流行りの波に飲み込まれまいと流行りの言葉、世にはびこるネットスラングを擦り切れるほど使いまくった結果、「ら」抜き言葉や言葉の意味など、日本人が本来知っておくべきことが脳味噌から消え、自分自身で言葉を正確に操ることがままならなくなっていた。私の父親はマナーと言葉にかなり厳しく、最近、いや、スマホを持ってから特に「語彙」に関して注意されるようになった。

 

 私は中堅大学に運よく入ったが、このクソみたいなコミュ障にも満たない語彙力のまま社会に出ていいのかということを時折考えてしまう。先述した、人生の分岐点で間違えてしまった道から正しい道へ修正、すなわち「文章力」を改善するためにブログを始めたのだ。

 

 と、1000字を超えるとてもこじつけとは思えない現実的な理由をつけてみた。

 

 まあ、普通はこんな長文なんか書かず、写真を貼ってちょいと何があったくらいしか書かないので、末永くよろしくお願いしたい。